レーザー光乱反射対策「黒セーム革」

オーディオの改造をするようになってからは、インターネットでいろんなHPや掲示版を
参考にさせていただきました。
そんな中で、広島の神戸(ごうど)さんのHP掲示版で「黒セーム革」なる物を配布し
ていることを知りました。この「黒セーム革」をCDPのトレイやピックアップ周辺に張り付け、
CDの表面で乱反射したレーザー光を吸収減衰して、ゴーストの無い音を引き出そうと
いうものです。
レーザー光の乱反射なんて、なかなか気が付かない現象ですが、その理論は合理的で
説得力があるし、合点もいきます「これは一丁試してみる価値がありそう」と言うことで、
早速配布されているASC会長の山本紘市さんに連絡を取り、送っていただきました。

φ150mm程のセーム革が2枚送られてきました。今まで見たこともない程の上質な
セーム革です。セーム革には、「静電気除去」「レーザー光の吸収」「振動の減衰」という効果が有るそうです。

トレイに貼る
この場所はCDの静電気除去に効果的です。
私のプレーヤーは、トレイが引っ込むとこの円形の部分が下方に落ち込んでCDをスピンドル
の上に落とし、上からクランパーで押さえ込むという動作をするので、その動作の邪魔をしな
いようにセーム革を貼ってあります。

この場所だけ貼った場合は「モヤが取れ、きめ細かくなったかな?」という程度の変化でした。
トレイの先端に飛び出ているのは、開かなくなったトレイを引き出すために余った黒セーム革で
作った手動引き出し用取っ手。(笑ってやってください・・)

ピックアップに貼る
レーザー光乱反射対策に一番効果の大きい場所です。
ピックアップのカバーより1〜2mm程度はみ出して貼り付けて、その後
スピンドル等に干渉しないように切りつめてあります。(右側がスピンドル)

この時点ではピックアップ直下の裏板に貼り付けたアルミテープが見えています。
十数年も経つと周辺のつや消し塗装もハゲハゲですね。セーム革で隠れない場所は後で黒く
塗りました。

ピックアップ周辺に貼ると効果は絶大です。
ボーカルの口の大きさが小さくなる。
ピアノの立ち上がりが明確になる。
低音楽器の音階がはっきり聞き取れるようになる。
エコー成分が飛散し消えていく様子が聞こえる。

まさに「開いた口が・・」の世界です。
この処置で消え去った音は全て「レーザー光の乱反射」が作っていた音であったと思うと
唖然とします。今までゴーストばかりを聴いていたのかとショックを受けました。


スピンドル周辺、その他あらゆる場所に・・
山本さんの解説によると、ピックアップから5cmは影響が出るということなので、およそ
その範囲は全て「黒セーム革」を貼りました。

上から見ても、およそ反射が考えられる場所は全て貼ってあります。
(根っからの貧乏性なのか、これだけ貼るのに1枚で済ませちゃいました)
その効果は上の対策の効果が更に進むといった感じです。
感じとしては、ピックアップに貼ることで80%、残り20%が周辺5cmの効果でしょうか?


特に低音楽器に対する効果は凄い物があります。
コンサートやライブに行くと、低音楽器が土台になって音楽が形成されていると言うことが
良く理解できるのですが、その低音楽器の再生音が明瞭になります。
そして低音のスピード感が増して遅れを感じさせなくなります。
(私は低音が遅れて聞こえる再生が大嫌いなんです・・・)

ここまでやるとこのポンコツが手放せなくなってしまいました・・・

山本紘市さんには本当に感謝しております。有り難うございました。