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■850 / 親記事)  オペアンプあれこれ
  
□投稿者/ 信川 -(2005/08/23(Tue) 02:56:22) [ID:m20Qc7qO]
    DACを自作してから再確認できたのですが、デジタル信号と言えども、最終的に
    アナログ信号に変換してからでないと聞くことは出来ない。つまりDACに関して
    もアナログ部分がその音に大きく影響することが解りました。
    自作DACのアナログ部分は、オペアンプでIV変換とローパスフィルター形成し
    ています。つまりこのオペアンプを交換することによって、音質の変化を楽しむこ
    とが出来るのです。

    今回興味があって、何種類かのオペアンプを試してみることにしました。

    TL071CP・・・http://focus.ti.com/lit/ds/symlink/tl071.pdf
    NE5534AP・・http://focus.ti.com/lit/ds/symlink/ne5534a.pdf
    OPA134PA・・http://focus.ti.com/lit/ds/symlink/opa134.pdf
    OPA627BP・・http://focus.ti.com/lit/ds/symlink/opa627.pdf
    AD8065AR・・http://www.analog.com/jp/prod/0,,759_786_AD8065,00.html

    上の3つはパーツショップの店頭でも手に入るものです。
    下2つは通販や直輸入で手に入れることになります。
    上4つはテキサス・インスツルメント社の製品。
    AD8065はアナログ・デバイセズの製品です。

    TL071は汎用のオペアンプです。
    NE5534は古くから知られるローノイズアンプです。
    OPA134はオーディオ用を謳ったローノイズのアンプです。
    OPA627は計測器や高性能オーディオ用を目的とするローノイズ、ハイスピード
    アンプです。
    AD8065はハイスピード、低歪みのアンプです。

    これらをとっかえひっかえ試聴してみることにしましたのでレポートします。

引用返信 削除キー/
■851 / ResNo.1)  やる気になってますね!
□投稿者/ F320 -(2005/08/23(Tue) 06:52:47) [ID:EjUSqatz]
    No850に返信(信川さんの記事)
    > DACを自作してから再確認できたのですが、デジタル信号と言えども、最終的に
    > アナログ信号に変換してからでないと聞くことは出来ない。つまりDACに関して
    > もアナログ部分がその音に大きく影響することが解りました。
    > 自作DACのアナログ部分は、オペアンプでIV変換とローパスフィルター形成し
    > ています。つまりこのオペアンプを交換することによって、音質の変化を楽しむこ
    > とが出来るのです。
    >
    > 今回興味があって、何種類かのオペアンプを試してみることにしました。
    >
    > TL071CP・・・http://focus.ti.com/lit/ds/symlink/tl071.pdf
    > NE5534AP・・http://focus.ti.com/lit/ds/symlink/ne5534a.pdf
    > OPA134PA・・http://focus.ti.com/lit/ds/symlink/opa134.pdf
    > OPA627BP・・http://focus.ti.com/lit/ds/symlink/opa627.pdf
    > AD8065AR・・http://www.analog.com/jp/prod/0,,759_786_AD8065,00.html
    >
    > 上の3つはパーツショップの店頭でも手に入るものです。
    > 下2つは通販や直輸入で手に入れることになります。
    > 上4つはテキサス・インスツルメント社の製品。
    > AD8065はアナログ・デバイセズの製品です。
    >
    > TL071は汎用のオペアンプです。
    > NE5534は古くから知られるローノイズアンプです。
    > OPA134はオーディオ用を謳ったローノイズのアンプです。
    > OPA627は計測器や高性能オーディオ用を目的とするローノイズ、ハイスピード
    > アンプです。
    > AD8065はハイスピード、低歪みのアンプです。
    >
    > これらをとっかえひっかえ試聴してみることにしましたのでレポートします。

    私も10年くらい前に色々やりましたが、同じ型でもパッケージによって音が違いました。
    今ならクライオ処理してみるのも面白いかも知れませんね。
    なんせ小さいからコストはいくらも掛かりません。
    協力しますよ!

    >
引用返信 削除キー/
■852 / ResNo.2)  Re[2]: やる気になってますね!
□投稿者/ 信川 -(2005/08/23(Tue) 23:23:28) [ID:m20Qc7qO]
    No851に返信(F320さんの記事)
    > 私も10年くらい前に色々やりましたが、同じ型でもパッケージによって音が違いました。
    > 今ならクライオ処理してみるのも面白いかも知れませんね。
    > なんせ小さいからコストはいくらも掛かりません。
    > 協力しますよ!

    有り難うございます!
    この中で、一番後に発売されたオペアンプはAD8065だと思います。
    5534は1979年、134は1996年、627は1989年、071は1978年・・・たぶん。
    一昔前はパッケージにもメタルCANやセラミックも有りましたが、最近は普通に
    手に入るものはプラスチックパッケージだけみたいですね。
    自作には8PINのDIPなんかが扱いやすくて良いのですが、SOPの8PIN
    となるとハンダ付けが結構厳しい・・・

    試聴方法
    自作DACにはIV変換とローパスフィルターに全部で6個のシングルタイプの
    オペアンプを使用しています。
    この中のIV変換に使用されている4個のオペアンプを今回準備した上のオペアン
    プに取り替えて試聴します。ローパスフィルターにはOPA627BPを使用して
    います。

引用返信 削除キー/
■853 / ResNo.3)  Re[3]: TL071CP
□投稿者/ 信川 -(2005/08/26(Fri) 02:36:41) [ID:m20Qc7qO]
    No852に返信(信川さんの記事)
    TL071CP
    汎用のオペアンプですが、FET入力でローノイズ。
    値段は何と数十円!
    オペアンプは、決して値段と性能は比例しませんが、息の長さを考えると
    使いやすくC/Pの良い製品なんでしょうね。

    さて肝心の音ですが・・(試聴CDは”土と水”です)
    これが中々良いのですよ。
    基本的にCDPのラックスD−10の内蔵DACとの比較ですが、
    ダイナミックレンジも周波数レンジもレンジ感に特に不満はありません。
    音像定位も間違った方向ではありません。

    でも、細かいところを探っていくと・・・
    スリッパを擦る音が曖昧だったり、サックスの質感、特に金属っぽさが無く
    音色の魅力が少し欠けているように聞こえます。

引用返信 削除キー/
■854 / ResNo.4)  スルーレート
□投稿者/ F320 -(2005/08/26(Fri) 06:43:10) [ID:EjUSqatz]
    No853に返信(信川さんの記事)
    > ■No852に返信(信川さんの記事)
    > TL071CP
    > 汎用のオペアンプですが、FET入力でローノイズ。
    > 値段は何と数十円!
    > オペアンプは、決して値段と性能は比例しませんが、息の長さを考えると
    > 使いやすくC/Pの良い製品なんでしょうね。
    >
    > さて肝心の音ですが・・(試聴CDは”土と水”です)
    > これが中々良いのですよ。
    > 基本的にCDPのラックスD−10の内蔵DACとの比較ですが、
    > ダイナミックレンジも周波数レンジもレンジ感に特に不満はありません。
    > 音像定位も間違った方向ではありません。
    >
    > でも、細かいところを探っていくと・・・
    > スリッパを擦る音が曖昧だったり、サックスの質感、特に金属っぽさが無く
    > 音色の魅力が少し欠けているように聞こえます。

    同時にスルーレートを書かれたら如何でしょうか?
    それとも、まとめで書かれるのかな?
    >
引用返信 削除キー/
■855 / ResNo.5)  Re[7]: スルーレートとノイズ
□投稿者/ 仕事中の信川 -(2005/08/26(Fri) 14:01:12) [ID:gtybmCFl]
    No854に返信(F320さんの記事)
    > 同時にスルーレートを書かれたら如何でしょうか?
    > それとも、まとめで書かれるのかな?

    オペアンプのデータシートには様々なデータが記されています。
    その中でも音質に影響を与える因子として、ご指摘のあった
    スルーレート(slew rate)とノイズ(input voltage noise)
    をあげてみます。
    スルーレートの単位は(V/us)で、1マイクロセカンドの間に
    どれだけ電圧の上昇が出来るかという数字で、その数値が大きいほど
    入力に対して素早く反応できるアンプだと言うことです。
    ノイズは単位が(nV/√Hz)というものですが、説明が難しい
    (よく解らない・・)ので省略しますが、数値が低いほどノイズが
    少ないアンプといえます。

    TL071    13V/us  ,  18nV/√Hz(at1kHz)

    NE5534   13V/us  , 3.5nV/√Hz(at1kHz)

    OPA134   20V/us  ,   8nV/√Hz(at1kHz)

    OPA627   55V/us  , 5.2nV/√Hz(at1kHz)
                       4.8nV/√Hz(at10kHz)

    AD8065  180V/us  ,   7nV/√Hz(at10kHz)


    数値的にはこれらより良いアンプは多く存在します。
    難しいのはオーディオに使用して”音質”が良いかどうか?ですから、
    これらは一つの目安として(今は)考えます。

引用返信 削除キー/
■856 / ResNo.6)  Re[3]: NE5534AP
□投稿者/ 信川 -(2005/08/27(Sat) 02:32:30) [ID:m20Qc7qO]
    2005/08/27(Sat) 02:38:40 編集(投稿者)

    No852に返信(信川さんの記事)
    さて次はNE5534です。
    今回用意したオペアンプの中で唯一入力部分にトランジスタを用いたアンプです。
    音質はクールなFET入力に対して、ウォームなトランジスタ入力と言われているようです。
    値段は店頭で1個百数十円でしょうか。人気のあるオペアンプの中でも供給が安定
    しているためか、簡単にそれに比較的低価格で手に入ります。

    さて音質の方は如何でしょうか?

    これもなかなか良いですよ!
    TL071の時に気になったサックスの艶もかなり再現性が良くなっています。
    蝉時雨もそれらしく天空から聞こえ、鳥が啼きながら飛んでいく様子もしっかり
    表現できています。
    演奏者の気配を感じさせる動作の音もかなり再現性が良く感じられます。
    どちらかといえば、中音重視の押し出しの良い音で、前にせり出して来るような
    勢いがあります。

    音場はやや中央よりに展開して、すこし狭苦しいか・・
    スリッパの擦る音がもう一歩・・
    空間表現も・・うーーーん・・

    贅沢を言ったらキリが無いけどね。

引用返信 削除キー/
■857 / ResNo.7)  Re[3]: OPA134PA
□投稿者/ 信川 -(2005/08/27(Sat) 03:06:07) [ID:m20Qc7qO]
    No852に返信(信川さんの記事)
    次はOPA134PAです。
    TIに吸収される前のBB(バーブラウン)がオーディオ用を謳って作り出した
    オペアンプです。
    値段も1個300円ちょっとで、我慢できる範囲。

    うむ!流石オーディオ用と謳うだけはあります。
    どちらかといえばふくよかな柔らかさを持った音質です。

    いよいよ、ここにきて音楽が楽しく流暢にこちらまで届くようになりました。
    ベースの実体感が感じられるようになり、木質系の唸りが聞こえます。
    反響音の再現が良くなり、空間の広さが感じられます。
    蝉時雨の覆い被さる様子もさらに良く感じられます。

    鳥が啼きながら飛んでいく様子は、もう一歩右奥の遠くまで聞こえても良いかな?
    スリッパももうーーーチョット、もうチョイなんだなぁー(これは意外に難しいことを再確認!)


引用返信 削除キー/
■858 / ResNo.8)  Re[3]: OPA627BP
□投稿者/ 信川 -(2005/08/27(Sat) 03:39:10) [ID:m20Qc7qO]
    No852に返信(信川さんの記事)
    さてドンドン行きます。
    OPA627BPです。
    OPA134と同じくBBの高性能オペアンプです。
    BPとは選別品のことで、一般品はAPで、データシートでも区別してデータが載せられています。
    OPA627は最高級オーディオや測定器用に開発されたオペアンプで値段もびっくり、個人輸入
    でも1個2千円弱、国内で買うと4千円近くする代物です。
    たかがオペアンプに馬鹿げた値段ですね。メーカーからは10ドルちょっとで
    出ているはずなのですが・・

    さて音質ですが、さすがBBです!
    前出のOPA134をさらに磨きを掛けた艶を感じます。
    OPA627に交換してから、内蔵DACの音場再現を超えてきました。
    ベースとサックスの前後の距離感がしっかり再現できています。
    ホール内を充満するように反響音が聞こえます。
    スリッパの擦れる音も、砂を噛んだようなザラザラした音ではなくなりました。
    音像の引き締まり方も良く、内蔵DACの音像の曖昧さがここにきて判ります。

    この音質ならマニアが騒ぐのも判ります。
    でもこの価格はどうにかならないものか・・・・

引用返信 削除キー/
■859 / ResNo.9)  Re[4]: 勉強になりますね〜!
□投稿者/ 堤孝司 -(2005/08/27(Sat) 16:00:55) [ID:kJrdeLKE]
    2005/08/27(Sat) 16:10:19 編集(投稿者)

    オペアンプだけでも随分と印象の違うDAコンバーターになるんですね!
    おもしろいのは、値段がまた随分違うってこと。役割は同じなのにね〜。
    でとても、興味深いレポートですよ!イイです!!読んでてウキウキしますね!
    (自分で実験してるみたい!)
引用返信 削除キー/

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